Sunshine1003’s blog

思ったことを思ったままに綴ります

バスケ観戦のすゝめ

新たな趣味獲得へ

音楽にせよ、お笑いにせよ、エンターテイメントは生で見るのが良い。

スポーツ観戦だってそうだ。テレビで見るより、やっぱり生で見る臨場感は生で見なきゃ味わえない。

 

1月17日、日本のプロバスケットボールリーグのBリーグの試合を生観戦した。

やっぱり生は良い。

 

試合は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ琉球ゴールデンキングスの試合。

最終スコア77対75の激アツ試合だった。

特に第4Qは両チームがスリーポイントを打ち合い、最後の最後までどちらが勝つか全くわからない試合。気づいたら手汗びちゃびちゃになっていた。手に汗握るとはこういうことなんだろう。

終わった後、しばらく余韻で動けなくなった。めちゃくちゃ感動したんだろう。

 

激アツの第4Qで印象に残っているシーンを綴ります。

www.youtube.com

この動画を拝借して

 

#34ジョシュアのスーパーダンク

動画で言うと3:30からのプレーになる。場面は残り3分50秒で1点差の場面。

トップで#1レイにハンドオフでパスをしたジョシュアがゴールにダイブ。ペイントエリアに侵入したレイがジョシュアに合わせてダンク。

 

「ジョシュアー!!!!」

 

めちゃくちゃ叫んだ。一緒に見に行った先輩もクソ叫んでた。

我々の推しはこのジョシュア選手である。この体格。立ってるだけで3人分のスペースはあろう体格。

そして、現代バスケットにおけるペース&スペースの考えに逆行するプレースタイル。

あまりにもオールドスクールなビッグマンだ。愛しすぎる。

この試合の中でも、相手のガードのスピードに苦しめられる場面が何度もあった。でもそんなうっぷんを晴らすかのようなこのクラッチダンク。もう叫ぶしかねぇ。

 

琉球、怒涛の追い上げ

対戦相手の琉球も負けてはいない。#15松脇、#14岸本のスリーポイントが止まらない。

特に震え上がったのは映像の3:36からの#14岸本のステップバックスリーだ。

スクリーンを使ってディフェンスをはがし、ダブルステップバック。キレッキレだった。名古屋のディフェンダーアンクルブレイクされて後ろに吹き飛ぶ。そのままワイドオープンでスリーポイント

NBA選手のジェームスハーデンを思わせるステップバック。こういう時、NBAの実況ではCookingと表現されることが多いが、まさにCookingだった。

 

「やべぇ!Cookingですやん!」

 

とかいう意味わからん日本語を先輩に向かって叫んでた。

 

「Cookingやな!!!」

と、先輩。日本語の語彙がなくなる瞬間だ。

Cookingという語彙がちょうどよすぎるのだ。

 

そしてその直後の#15松脇のスリー。ペイントエリアに侵入した#7ダーラム選手のキックアウトを受け取ってシュートを放つ。

不思議なものだなと思うのが、こういう場面のスリーは打つ前から、「あ、入る」とわかるものである。

 

松脇選手がワイドオープンでパスを受け取った瞬間

 

「いった!!!」

 

と叫ぶ。

ボールが自らの意思で動いているかのようにゴールに吸い込まれる。

名古屋ファンのため息と琉球ファンの叫びに会場が包み込まれた。

 

クラッチスリー

勝負を決めたのはその次のプレーである。

74対75の琉球1点リードで迎えた残り20秒の場面。#7のダーラムが名古屋のペイントエリアにフィジカルを活かして侵入し、そのままシュートに持ち込む。

 

「あかん、やられる」

 

そう思った瞬間、名古屋の#34スコットのブロックが炸裂。

そしてボールは#2斎藤の手元に。鬼のような速度でボールをフロントコートに運ぶ。

会場中が大歓声に包まれた。

「走れ!!!」

と叫ぶ。

スリーポイントラインにたどりついた瞬間#11須田にパス。そのままシュート。

ボールが空中にある一瞬、会場は静まり返る。ボールがネットに触れる音がスタンドまで聞こえてくるレベルの静寂。そして、爆発するよう大歓声。

 

「おおおおおおおおお!!」

 

揺れる揺れる。会場が揺れていた。

そしてそのまま2点リードを守り切り名古屋の勝利だった。

 

感動と興奮のバスケ観戦

終了のブザーが鳴り、しばらく席で呆然となった。これが余韻というものか。

ここに書いたことは時間にしてみればたかが5分の出来事。でも、その5分で2時間の映画を見たかのような余韻をもたらしてきた。

しばらく呆然とし、帰りの車の中でも余韻に浸った。

すごい試合だった。

 

私と一緒に見入った先輩は、特別にドルフィンズのファンでもないし、琉球のファンでもない。(ジョシュアという選手は推しているが)

ただバスケが好きで、家から近いという理由で名古屋のドルフィンズアリーナに行っている。だから、クラッチタイムでは両チームの良いプレーに感動しまくるのである。

この試合は私のスポーツ観戦歴の中で最高の試合だった。

 

会場の一体感を味わえるバスケットボール観戦。

ここまで読んでくださった方、ぜひバスケ観戦に出かけてみてください。

ありがとうございました。