Sunshine1003’s blog

思ったことを思ったままに綴ります

人生で最後に食べたいもの

お題「人生で最後に食べたいものは?」

 

ウニしか勝たん

おいしいウニの種類は?産地や旬の時期・失敗しない選び方のポイント4つ 本田水産株式会社

美味すぎる。生殖器なんだよこれ。生殖器がなんでこんな高級なんだよ。

 

24歳でウニの味を初めて知る

24歳になったばかりの10月、大学時代の先輩と一緒に石川県に旅行に行った。高速で片道5時間かけて、石川県のなんとか市場へ。10月の三連休ということもあり、市場の中はめちゃくちゃ混んでいた。特に店内で食べられる系の海鮮問屋などは軒並み大行列。朝から何も食べずに車を走らせたこともあり、お互い空腹で限界だった。

「とりあえずなんか口に入れれるものを…」

と、歩いているところ、ウニを露店売りしている店を発見。確か1つ1,600円だった気が…

ウニは存在は認識していたものの、口に入れたことは無かった。私は貝類の類が全くダメで、いわゆる「磯の香り」というものは「生臭い」という認識だった。

そのため、正直なところ、「1,600円払って生臭いものを摂取するんか」と考えていたが、とにかく何か口に入れた思いで、ウニを購入。

 

めちゃめちゃ元気いっぱいなお兄さんが「へいよ!!」とか言ってウニを出してくれた。

醤油が何本かあるカウンターになっている部分で立ち食いスタイル。

まずは何もつけずに食べようということで、2人で一緒に口に運んでみると

先輩が奇声をあげた。

 

「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!」

 

それを聞いた私

 

「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

 

なんだこれ、美味すぎる。というか旨すぎる。

 

これはやばい。脳からヤバい物質が分泌されてる。ヤバい。

味を形容すると海の水みたいな味。でもそれが旨すぎる。砂浜に立って、海を眺めている時のあの匂い。それもめちゃくちゃきれいなビーチ。文字通りこりゃトリップですわ。ウニトリップ。

しばらく語彙を無くし2人で食べていたのだが、食べ終わった瞬間禁断症状よ。

やべぇもっとウニをくれよ。ウニトリップさせてくれ。海を見させてくれ。

 

海を見に行こうということで、そのまま2個目のウニを購入。1,600円チャリン。「へいよ!!」「うひゃひゃ」の流れをもう一度。醤油をつけるともっと気持ち良かった。

 

かくして、今までの人生で死ぬ前に食べたいものは「炙りトロサーモン」だったものが見るも無残に敗退、「ウニ」が堂々のトップに躍り出た。

ウニを棺に入れて焼いてくれ。

 

ちなみに、ウニが高い理由は後日、水産大卒な友人に聞いた。

どうやら、ウニ事態に希少性があるわけではなく、むしろ腐るほどいるそうな。腐るほどいるだけならまだしも、種によっては海産物の海藻を食い荒らす迷惑ものだそうな。

だから、ウニが高い理由は希少性ではなく、人が食べられるあの状態にするためにコストがたくさんかかるためだそう。

 

技術開発が進んでもっと安価にウニトリップしてぇと願う今日この頃です…